ロシアの歌曲とピアノ曲
昨日は、日本アレンスキー協会の例会がありました。
前半は、メトネルやラフマニノフの声楽作品が取り上げられ、ロシアの詩人たちが、ウクライナやドイツなどを越境し、民族や国境の垣根を越えて、芸術が培われてきた事をつくづく感じさせられました。
後半は、ヴラジーミル・レービコフのピアノ作品。
私が弾いたソロの「秋の葉 op.29」は、重く暗い作品でしたが、その中で浮かびあがる悲しい旋律が印象的でした。今まで全く知らない作曲家でしたが、これからも弾いてみたいと感じました。
私が実際に留学していた頃も、ウクライナの学生が同じピサレフクラスにいて、その後、ウクライナに帰国して演奏活動を頑張っていましたが、今は他国に避難しないといけない状況になってしまいました。本当に胸が痛いです。
一日も早く戦争が終わる事を願ってやみません。